生地 雅之
2019
27
May
自己否定できない
成長企業の最低条件の一つには、「自己否定」があります。
現状を容認して、改革どころか改善も手に付けられない企業が多いのも現実です。
勿論、現在の方法が最適である場合もあるのですが、結果が出ていない事に目を閉じて、
「向いている先が正しく一生懸命やっているからいつかはGOALに到達するので、大丈夫」と考えているのか先が見えていない企業が多いのも現実なのです。
ファーストリテーリングの柳井会長兼社長は「常に自己否定し、現状よりももっと高みを目指している」のです。少なくとも姿勢は参考にすべきではないでしょうか?「ユニクロは自社とは異なる」とかの言い訳は沢山聞こえるのですが、すべてコピーではなく良い点は取り入れる姿勢は持ちたいものです。勿論失敗もされているのですが、それも糧にされています。
「人は納得しないと動かない」のも実態ですので、納得させられないと動く必要はないのですが、新しい手法での結果が既存の手法より上回っているのに、変更しないのは「既存より新しい手法を認めたくない」だけの意思しか見受けられないのです。門戸開放出来ない現場をそのままに、事業の改革・改善など「夢のまた夢」なのです。要はTOPに問題があるのです。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の
兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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