生地 雅之

2019 03 Jun

CRAFT STANDARD BOUTIQUE

この前のGWに暫く見ていなかった北関東のSCに車で行ってきました。

ユニーのけやきウオーク前橋が最初でしたが、GWには長期に旅行をされていない家族連れのお客様で、昼前から混雑していました。ショッパーを持っている人よりも、フードコートや広場で子供を遊ばせている状態です。

 

売場は暗く、食品売場も什器が高く見難い環境です。もっと見易い買い易い売場に修正すれば、売上も取り易いと見受けられました。他のテナントも半分位はどうしようもないレベルであり、べたべた過ぎてお客様が「こうなりたい」と思って頂ける提案などない状況なのです。

 

その中で、唯一光っていたのは「CRAFT STANDARD BOUTIQUE」であり、初めて見るお店でしたので、隅から隅まで観察していると感覚もそこそこでありながら、全部とは言えませんが、モノをしっかりと企画生産されたものがそこそこ見受けられ、ついつい4枚買っていました。

 

ストライプインターナショナルの新ブランド「CRAFT」のお店であり、まだ4店舗位しか展開していなく、関東ではここだけのようでした。企業発表された内容ではAMERICAN HOLICは2年半で100店舗したが、このブランドは3年で100店舗にするとの事です。

 

この「CRAFT」は価格帯がアースミュージックエコロジーやアメリカンホリックのレベルでありながら、一部の商品は質感もあり、コストパフォーマンスが高く、これで儲かるビジネスモデルなら十分に活躍・貢献できると思われます。素晴らしいものです。

 

現在は4店舗程度のため、1品番LOTが大きく、余った商品を通常のアースミュージックエコロジーの小型店舗以外に投入し、消化する方向としています。テイスト違いだから別ブランドとしているのに、既存ブランドに混載投入するのはいかがなものでしょうか?

 

折角の良いブランドになりそうなのに勿体ない戦術です。見えない処分方法を模索すべきではないでしょうか?できればアースミュージックエコロジーやアメリカンホリックもこの質感が出せれば、このゾーンの完全なトップブランドに君臨する可能性も踏めています。まずは「CRAFT」の完成から、

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の

兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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