生地 雅之

2023 20 Feb

「TOYLOPARK」グランツリー武蔵小杉

先日知人と掲載店に行ってきました。
東横線の武蔵小杉駅から数分のところに出来ているタワーマンションエリアの一角で、JRの横須賀線や南武線もあり、便利な住宅地です。
近隣にイトーヨーカドーやダイエーのフーディアムもあり、東横線の駅には東急スクエア、ララガーデンが併設され、とてもベンt李な場所です。

グランツリー武蔵小杉はセブンアンドアイグループのイトーヨーカドーのSC事業であるアリオのグレードアップヴァージョンで、間にセブンパークアリオ柏やセブンパークアリオ河内天美があるのです。通常のアリオは沢山(葛西、亀有、西新井、北砂、橋本、鷲宮等)あるのですが、イトーヨーカドーが核なのです。ヨーカドーが一番入り口近くに立地しているのです。
看板もアリオよりもヨーカドーの方が大きく目立っていたのですが、最近徐々に逆になってきています。

イオンとの違いは、イオンには別ヴァージョンがなく、過去からあったフォーラス(金沢)等がFBに位置付けで残っているのです。要はイオンモール以外の別ネームが存在しないのです。
ショップブランドとして確立しているので、別ネームをやっていないのです。
グッズブランドで言う、ユニクロ、無印なのです。弱いブランドは割と「〇〇初でとデべロッパーに依頼されれば弱いブランドなら付けるのと同様なので、要は確立されていないのです。

イオンリテール(GMS)「自分の力で客を呼べ」)(現在の実力では難しい)と言われているようで、SCの中でも奥まった場所での展開なのです、だからテナントが入口方面にあり、一等地をテナントに渡しているので、テナントの入れ替えが少ないのですが、アリオはテナントが奥にあり、入れ替えが激しいし、有力なテナントが入りにくいので、テナントの質がイオンよりも低いのです。

余談ですが、ダイエーのフーディアムも過去に記載した折に(看板はグルメシティであったのですが)として記載しましたが、既にダイエー内ではフーディアムに組織変更されていたので、通常看板の掛け替えは遅れる)フーディアムと記載したら、このブログには読者の意見を記載するようには設定していないので、違う誰かのコラムに「グルメシティ」と記載していないので、素人の様に批判されたことがあるのです。

話を戻して、掲載店は正面入口入って右側の1Fがヨーカドーの食品で、2Fがそごう・西武が運営している(売場名)西武・そごうの百貨店売場なのです。何時も閑散とした売場のなのです。
ここはこのSCにいくら百貨店を誘致しても客層が異なるので、全くお客様が入っていないのです。前TOPの「どこでも、誰でも、何でも買えるように」という戦略が間違っているのです。

この4Fに出来た当初は子供服や玩具を展開していたのですが、衣料品を止めて玩具のみに絞った売場(TOYLOPARK)にリニューアルしたのです。これが成功しているのです。
凄い入店客であり、テーマ毎の玩具売場のみでなく、壁面にはアトラクション(遊びが学びに変わる=次世代型デジタルテーマパーク)と称し、体験の売場を展開しているのです。

昔の「船の科学館」や最近の「VS・PARK」の進化系であり、ビジネスに上手く置き換えて展開しているのです。料金は子供よりも大人の方が安く、家族連れを意識いたものです。これは同行の知人が見てきてくれたのですが、、、子供を引き込むと親までセットで付いてくるので、SCにとってはまさに狙いどころのビジネスモデルなのです。家賃の高い都心では?この様に自店・自館のお客様を知って(マーケティング)のビジネスモデルの構築は小売業としてもどんどん手を出すべきです。

また話は変わって、JR東と東急のコラボもJRの休眠土地に目を付けた東急に軍配が上がるでしょう。この様な小売業から飛び出したビジネスの展開も、新規事業として目をさらにしたような展開を望むべきなのです。過去にどこ菜で記載したように、セブンアンドアイの前TOPのアンケートからはコンビニの「金の食パン」は生まれてこなかったのです。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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