生地 雅之
板橋エリア
最近掲エリアに行ってきました過去にはイオン板橋前野店がリニューアルOPENした時とその前のアコレ1号店として平和台にOPENした後なのです。小職のこのブログに掲載済ですが、
1. イオン板橋前野店
都営三田線の志村坂上から徒歩10分弱の店です。
過去にリニューアルした時には日本酒が1杯100円で様々な酒を試飲できる環境を作ったのですが、当時のお客様にとっては客寄せパンダになったようですが、継続しての来店にはつながってはいません。見るからに儲からないシステムだったのです。5年後位に又リニューアルしたので見に行ったのですが、既に撤退されていました。やらなくても結果が見えるビジネスモデルをなんでもやってみるという姿勢はどうなのか?事前に判断できる人が不在なのでしょう。
今回はイオンが子供服のイタリアSPAのCVSを導入したとして、展開店舗の1つにイオンスタイル板橋店と記載があったので、寄ってみたのですが、ここではなく、イオンモール板橋ショッピングセンター(後述)だったのです。イオンは同じような名前で近隣にカニ張りを気にしないで出店するので、紛らわしいのです。イオンモールも同様に、イオンモール川口とイオンモール川口前川店のようにイオンスタイルが同じ名前でダイエーとイオンリテールも存在するのです。
また、イオンモールの中にイオンリテールが出店しているように見えるのですが、建物がイオンリテールでイオンリテールがGMSとして出店し専門店を導入し、または最初からその運営をイオンモールに委託しているケースもあるのです。イオンリテールはこのパターン(家賃収入)がなければ本来のGMSのみでは大赤字であり、この事業はイオンモールにくっつけるべきなのですが、イオンリテールが赤字に転落するので、外せないのです。外せないからGMS本体の立て直しができない要因になっているのでしょう。膿を出さない・出せない(赤字の要因をえぐれない)からなのでしょう。
イオン越谷レイクタウンはできた当時はKAZEがイオンモールで、MORIがイオンリテールであり、その後にできたイオンアウトレットはイオンモールなのですが、現在の運営はすべてイオンモールになっているのです。最初からそうすべきであったと思うのですが、子会社を30社程度上場させる方針も維持できないのです。子会社は過去にグループ企業だから無理に出店させ、利益供与になるからとサービス家賃もできなく、儲からない出店を余儀なくされてきました。(未来屋書店やコックス等)最近は出店の可否を選べるようですが、
儲けていたイオンモールとイオンデライトは近々に上場廃止して、イオン持ち株会社の完全子会社化になるようです。持ち株会社そのものが利益を生めないからか?本来の企業の再生ができないので、止むを得ない手段なのでしょう。百貨店が都心店黒字でも、地方・郊外店や新規事業が赤字であり、それを都心店が(見えないように)補填しているように
2. セブンタウン小豆沢店
志村坂上駅のイオン板橋前野店の対角線側にあるセブンタウンなのです。1層であり、メインはヨークフーズなのです。先日の東小金井店のように1層なのですがここは1階なのです。
中央にコンコース的に導線を取り、休憩所がわりにしています。日曜日だったので、多くの家族連れが弁当を食べていました。反対側にはヤマダ電機やユニクロ、ドラッグストアがあり、一部マクドナルドも。
3. イオン板橋ショッピングセンター
志村坂上から西台に出て駅前のダイエー前から、国際興業のバスで、東武練馬駅前まで行き、徒歩1分にある掲店です。1フロアも大きく5層ではあるのですが、、三重県フェアをやっており、下層階のみですが、結構潤っていました。ここがあるのなら前述の1は不要なのかもと思われますが、東京も放射線状であり、都営三田線と東武線、地下鉄有楽町線・副都心線の乗り継ぎ不便さは否めないのです。
上記のCVSですが、HPで広報が騒ぐほどの事はなく、子供服売り場の中の3~6用のウェアなのです。HPでは3才~10才用と表示されていましたが、全サイズ展開していないのかも。売り場面積も小さく、所詮坪効率が悪いGMSなら面積を大きく取って、存在感をアピール駅べきではないのでしょうか?いつも記載のように、小売業はマスコミの使い方が下手なのです。新しく取り上げたのなら、打上花火的にでも。「何でもあるが欲しいものが何もない」と言われる所以か?
4. アコレ平和台
東武練馬から下赤塚まで行き、徒歩数分で地下鉄赤塚に行き、地下鉄で平和台の地上に出てすぐにある店なのです。掲店はアコレ1号店であり、OPEN時に見に行ったのですが、最近は話題にも上らず、イオン系は「まいばすけっと」を推しており、話題にも上っていません。ローソン100もそうですが「、「まいばすけっと」に喰われているようです、「まいばすけっと」は長野のBIG-A(イオン系ス^パー)と組み、PBを強化しているようです、イオンはこの業態に力をいれているのでしょう。過去に作ったアコレは放置したまま、(これが赤字に原因か?)
同様にセブンは当時「ザ・プライス」を出したのですがそのままであり、最近はセブン・イレブンで実験をやっているようです。松戸常盤平店のように。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、APPAREL-WEBのお問合わせより、お願いします。