生地 雅之

2022 04 Feb

年始リサーチ⑭

毎年恒例の新春の店頭リサーチが始まりました。毎年同時期にレポートしていますので、右下のアーカイブを紐解いてください。

101.調布PARCO
過去から提言していますように、渋谷や心斎橋とローカルパルコのMD(リーシング)は変更すべきではないでしょうか?

102.調布トリエ
横長の駅ビルであり、駅上のA館のみが様々なテナント(衣料中心)であり、BやCは大型店(電気屋)や、公共関係の窓口がメインで効率に大きな差があるようです。

103.三井アウトレットパーク南大沢
いつもよりもガラガラでした。

104.ARIO橋本

過去にも記載しましたが、イトーヨーカドーが運営していても、アリオというデベロッパーの核として、イトーヨーカド―が入っているのですが、どちらが核かわからない程度なのです。

そうであれば知名度のあるヨーカドーの中に専門店を入れている感覚にした方が、お客様の認識もより高まるものと思われるのです。ブランディングの意識が低いのでしょう。

百貨店やGMSがどうあるべきかの認識がない企業グループなので、ミドルが試行錯誤しても何も変わらないのでしょう。勿体ないのです。出来ないからの売却・清算・閉店をいつまで続ければ。

イトーヨーカドーも含め、ガラガラで駅までの徒歩10分間に建設中の中央新幹線の駅が出来れば多少は。しかしまだまだ時期は見えないのです。それまでは持たないのでは?

105.MEWE(ミウィ)橋本
デベロッパ-のレベルは過去にも記載のファーストリテイリング(ユニクロ)のMINA(津田沼や町田等)よりはましですががらがらであり、肉のレベルが抜群の食品スーパーのロピアでさえ、今一つでした。

106.イオン橋本
橋本の駅からペデストリアンデッキで繫がっており、上記ミウィの前を通り越しての場所であり、レベルは低いまま(過去と同じ)なのに、ミウィよりもお客様はまだ入っています。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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