生地 雅之

2022 05 Feb

幹部育成

企業としては幹部候補生的な社員は沢山いるのです。どうしても残さないといけない「幹部候補生」等はわずか2~3名なのです。その方々の教育の方が厳しくあるべきなのです。
自分の必要な情報は自ら得るべきなのです。上層部というネットワークで集めている部分なら自らその位置に就くべきなのです。
その上司を選んだのはその企業なのですから、不満があるのなら自ら道を違えるか、立ち上がって改革を唱え、実行していくしか道はないのです。出来なければ社内に残り、出来る事から粛々と実行する以外に道はないのです。
そのような上司を選んだ企業も当然「報い=結果が出ない」があるのですが、無ければその上司が正しいと判断するべきなのです。
小職は企業の幹部候補生に、「懐に草履を温める時期か、立ち上がる時期か」の「機を見て敏なる判断」も重要と唱えているのです。

小職は前職から持っている知見は部下でも、上司でも、外部でも惜しみなくさらけ出して来たのです。理由は小職が5年掛って手に入れた経験や知見を周りの人に説明して(この時は上から目線になるのですが)、その人達には3年で習得して頂き、2年間はそれ以上の経験や知見を取得して頂ければ、企業やその人は成長するのですから。
小職は説明(披露)すると追いつかれるのですが、それが嫌(小心者なので怖い)なので自分で新しい知見を研鑽しているのです。結果、説明した人達は3年どころか5年経過しても追いつけず、現実はその差は開く一方なのです。個人も、企業も。業界も含めて、成長して預きたい思いなのです。要は自らの成長を求める意味でもあるのですが、

怒らない=叱るであり、感情移入した怒るではなく、良い点と悪い点を指摘し「褒める」、悪い点を改善させる「叱る」事こその部下の成長に繋がるものとの認識を上司も部下も持っているのです。ボトムは褒めて「空を飛ばせるのです」動かし結果を出させ、褒めるばかりではなく、叱る事でそれ以上の成長を期待するのです。上司も会社が選んでいるのです。その上司を「否定する」事は自分の在籍している会社を否定しているのです。よって、上司が部下を否定する事は、その部下のやっている事は企業にとってマイナスと判断しているからなのです。
間違っているのなら、自ら違う道を選ぶか、会社がその上司を外す事(人事ミスとして)を待つしかないのです。

企業に勤めるという事はそういう事なのです。嫌なら立ち上がって改革を唱え、実践すべきなのです。勿論「助ける」のはその上司にとって必要と判断すれば部下に任せた仕事でさえ、「助ける」のは明白なのです。「指示する」も当然なのですが、指示されなければ動かなければ良いのです。結果は会社はその上司に成果を取らせるからなのです。部下をコントロール出来ない上司は、そのような評価を会社からされる事は認識しているのですから。「自分の道は自分で決める」のです。会社は「命」までは取らないのですから。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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