昨年12月中旬に掲店に行ってきました。京都四条から地下鉄に乗り北へ、北大路駅上にある、都心型SCであり元北大路ビブレなのです。北大路ビブレの存在は知っていたものの、あまり話題にならなかったので、今まで時間がないとの言い訳で、覗いたこともなかったので、このブログにも記載していなかったのです。

リニューアルしていたので気になっていて、今回訪れたのです。4層であり、１Ｆの館の横には京都市北文化会館があり、行政絡みの出店であり、ビジネスになりにくい縛りがあるように見えます。その横にはレストランが、いきなりステーキやコメダ珈琲、ケンタッキー等があり、中央にセンタープラザという吹抜けまで行かないとＳCらしさはなく、その奥がテナントなのです。

1Ｆの食品にイオンではなく、KOHYOという食品スーパーがあり（地権者か）そのほとんど飲食であり、ファッションはグローバルワークのみです。２Ｆは吹抜けの手前に無印があり、グリーンパークストピックやハニーズがあるのです。奥にはレストランも。３Ｆに行くと、ユニクロ、ABCマート、ニトリ、スポーツクラブのコナミまで、４Ｆにはエディオンと大垣書店が核なのです。

1Ｆにはバス停が内蔵されており、帰りは四条烏丸から阪急で、河原町に出るよりも、四条河原町までバス1本でした。京都のバスはTAXI同様渋滞に巻き込まれると身動きができないので心配でしたが、混んでいるエリアは通らずに行けたのでラッキーでした。地元の人たちもバスに慣れていらっしゃったようで、皆様バスが多かったのです。

この様な陸の一等地にあるSCは今後、駅前の百貨店まで苦しくなる中。GMSにとっては美味しいマーケットと言えるのです。例えば、京都駅前、岡山駅前、金沢FORUS（イオン系）、ＯPA等、このような地域での多層階ＭＤを学べば今後は左団扇のビジネスと思われるのです。是非ともこの多層階ＭＤを研鑽されて今後の展開に活用すべき（駅前好立地の西友等の土地建物を買ってでも）と思われます。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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