生地 雅之

2023 17 Jul

モレラ岐阜+そよら上飯田

先月、掲店をリサーチしてきました。

 

A)モレラ岐阜

MALLとERA(時代)を掛け合わせた造語らしいです。場所は大垣から樽井線に乗り、数駅30分程度)先のモレラ岐阜(各停しか止まらない単線の無人駅)から徒歩5分程度の広大なラサールインベストメントマネージメントが運営するショッピングセンターです。

 

都築紡績工場跡地を活用した施設なのですが、ともかく広い。次回記載の最近できたイオンモール豊川とも遜色ない広さなのです。延床面積は日本1+2のイオン越谷レイクタウンやイオンモール幕張新都心に比べると落ちますが、店舗数もこの地域では多く240店を誇ります。

 

横には子供の預かり所も併設され、お客様の子供の一時預かりまでもやっているのです。お客様にとっては、子供を車の中に放置する事件も多発している中、必要な場所になりつつあるのです。しかし、周辺にはまったく何もなく、陸の孤島です。

 

電車で来られる人は少なく、平日は主婦たちの軽自動車が多く、土日はFAMILYで混雑するのでしょう。過去に軽自動車が多いと記載したら「軽をバカにしているのか?」との勘違いのお叱りを頂戴した事もございますが、地方・郊外エリアでは一家に2台が標準なのです。

 

B)そよら上飯田(イオン)

モレラ岐阜から大垣に戻り、JRで金町経由名古屋地下鉄の平安通経由上飯田まで結構な時間を要しましたが、イオンが作り続けている食品中心のネイバーフッド型小規模店(新装店)なのです。海老江(大阪福島)を皮切りに見てきましたが、ここの方が立地は良いのです。

 

上飯田から徒歩5分程度にできたそよら上飯田は、1Fが迫力ある食品であり、2Fに化粧品や住居関連(日用品も)を置き、周りにテナントを配しているのです。サイゼリアの裏に外につながるOPENスペースのそよらテラスを構えて、テーブルを10個程度並べ、休憩場所として使って貰っているのです。コト提案と称してのゲーム等よりは数段経費の掛からない集客場所なのです。

 

最近はそこらとして、小型店舗を丸ごと野村不動産等が運営し、イオンが逆に食品売場のみをテナントとして参入している南行徳や、日吉のようにすべて食にないテナント等の「そこら」もあり、名称が判りにくい状況が続いています。(運営面の不都合も出てきていますが、)

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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