生地 雅之

2020 07 Sep

マスクの今後

マスク需要は継続しており、各社様々なマスクを作成・販売していますが、今後どのような状況に移行していくのでしょうか?

 

ユニクロ(3枚1000円まで)が当初人気を博し、売り切れ続出でしたが、使用してみると全く使い勝手が悪く、口コミも含め評判が悪いのです。機能は付いているのですが、ある程度であればそれ以上の機能は不要ではないでしょうか?売れると思い、追加生産をやりすぎ、店頭では沢山の売れ残りが散見されます。

 

その後、各社デザインマスクも乱売状態になり、あまりにデザイン過ぎる(例えばメッシュでマスクの機能を満たさない)マスクは利用されなくても、イオンリテールのレディスが発売したマスク(3枚1000円まで)はデザイン性がなくても、ユニクロのマスクよりも価値があり、暑い夏でもまだ使用できています。

 

また、マスクはあればよいものから、ある程度のファッション性も要求されてきており、必需品ではありながらもデザイン性も要求されてきているので、機能があれば無地でもよいとは言えなくなってきているのです。

 

三越伊勢丹のチャリティマスクや、ニューヨーカーのハウスタータンチェックをあしらったマスクや、和服に合う市松模様のマスク等もでてきて、どうせつけるならとおしゃれ心も必要と、

洗えるとはいえ、1人で数枚保持し、服に合わせた選び方の利用に移行してきています。

 

当然とは言えます。また、今後コロナが継続するなら必要悪として、ある程度のステータス性も要求されてくるものと思われます。勿論1枚数万円まではともかく、

例えばビジネスマンが持つボールペンは100円ボールペンでなく、経営者ならそれなりのモノ(例えばモンブラン等)を持つと同様なのです。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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