生地 雅之

2023 03 Jul

岡山地区リサーチ

久しぶりに岡山地区に行ってきました。

A)    岡山高島屋
前回同様に百貨店然とはしていますが、前回(数年前)同様閑散としています。
掲店は過去には高島屋が全面運営していましたが、一時地元の企業に㈱を一部売り、運営に参加させていたのですが、また買い戻して全面高島屋の運恵に戻ったのです。

地方郊外店はどんどん寂れていくので、先月のブログ「もうはまだ、まだはもう」に記載したように流れに沿った業態に早めに転換すべきなのです。立川高島屋や尾道福屋の閉店も、遅く映るのです。
過去のブログの水戸京成や八木橋、トキハ同様。次回記載の倉敷天満屋は少し異なりますが、

B)杜の街
岡山高島屋の前の道路を駅から右側に10分程度歩き、市役所の手前にできた施設で、物販に期待はなく、若干の飲食店がある程度で、オフィスビルの下層階2層提訴なのです。
新らしいので綺麗ではあるものの、入口が明確でなく、入りにくい作りなのです。

 

こらブログに過去に記載した新川崎のコトニアガーデン(マンションの下層階2層)同様、このビルの勤務されている人のみ対象に映りました。駅までの間には下記記載の7層のイオンモール岡山もあり、駅地下には最近話題のサンステもあり、その外にあるので今後は?

C)イオンモール岡山
イオンが駅前進出1号店であり、その後京都、今年には横浜まで出張ってくるのです。三井(ららぽーとやアウトレットでゾーニングの試しをやっているのとは異なり、ゾーニングはオーソドックスのイオンは出店場所でTRYしているのです。(戦略の違いか)

但し、この店から出てきた老婦人は「場所が判りにくい」等のコメントが多く聞こえました。店はレストランが多く入店しており、時代の流れに適した対応なのですが、細かい点に配慮が見えないのです。大雑把なのでしょう。全体最適が出来ても部分最適が出来ていないのでしょう、

イオンは駅前に出店してくるにおいては、1フロア面積が狭いが多層階のMDやゾーニングの研鑽を高めないと、ただ単に什器を高くして、在庫量を多く持つビジネスではなく、奥行きはともかく品種を絞るMDの研鑽が必要不可欠なのです。

D)岡山駅地下サンステ
暗い地下街なのですが、駅近いという利便性で売れているのです。確かにレストランはそれなりのお店を集めているので。暗い地下街を明るくすればもっと楽に売上が取れるのです。最近照度を調査しており、明るい方が、より売上が取れているというデータが見えているのです。


現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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