千金楽 健司
2018
31
May
NYだけじゃ不十分 中国もベンチマークするべき時代がやってきた
ここ数年、中国を見る目が大きく変わりました。世界一のキャッシュレス先進国であり、数多くのデジタル系サービス(スタートアップ)を生み出し続ける中国のパワーには圧倒されっぱなしです。アメリカ…特にNYばかりに目が行きがちでしたが、調べてみると中国のほうが進んでいるじゃないかと驚かされることが多くなってきました。近いうちに自分の目で現地を見てこなければ!と思っているところです。
少し前ですが、香港出身の弊社スタッフがこんな記事をFBでシェアしていました。
「中国留学生、ワーカーがシリコンバレーを去り、中国に戻る。中国はIT大国として今後世界市場を君臨する日を肌で感じる。」
▼ Chinese Workers Abandon Silicon Valley for Riches Back Home
2008年に始まった「千人計画」に代表されるように、中国は昔から優秀人材の囲い込みに国を挙げて取り組んできました。今、中国は建国以来最大規模の「留学生帰国ブーム」の真っ只中にあるようです。昨年末時点ですが、日経のアジア時価総額ランキングでも中国企業が躍進していましたし、ユニコーン企業にも面白い企業がたくさん登場しています。
こうしたデジタル・テック系のサービスだけでなく、小売の現場でも注目のサービスが生まれ続けている中国。キャッシュレス化同様、もしかしたら「モノ」消費より「コト」消費へというパラダイムシフトが一番進んでいるのも中国なのかもしれません。この話題については、別のエントリーで紹介したいと思います(できれば、中国に行ってからUPしたいのですが、どうなることやら)。