千金楽 健司
「圧倒的な自分ごと力」を持てるかどうか
先日こんなツイートをみつけました。
【愛される人】仕事などで話をしていて、えらいこの人は気持ちがいいな!と思う人がいる。
ぜひ読んでみてほしいのですが、その一連のツイートの中に
> 会社のトップの人は、圧倒的な当事者意識を持ってる人が大好きだ
> まだメンバーなのに、なぜか社長のような視座と責任感で話をし、行動を提案してくる人たちだ
という言葉が出てきます。
経営者の一人として、本当にその通りだと感じました。
当事者意識。
言い換えれば「圧倒的な自分ごと力」。
仕事・プライベートに関わらず、どんなときも&どんなことも「自分のこと、自分に関係していること」としてとらえ、取り組んでいけるかどうか。いまの時代こそ、この力・姿勢が求められていると感じます。
望む/望まざるに関わらず、世界は分断と格差の方向に進んでしまっています。
ある意味、リモートワークもその方向に含まれる働き方のひとつといっていいでしょう。
皆が分断し、孤立し、それぞれが「自分のことだけ」を追い求めてしまったとしたら、やがて来る未来は間違いなく暗いものになる…そんな気がしてなりません。
大きな話になってしまいましたが、日々取り組んでいるひとつひとつの業務にとっても「圧倒的な自分ごと力」は重要な要素です。
・クライアントの立場に立って(自分もクライアント側の人間として)考え、悩んでくれる
・一緒に働いている同僚の立場に立って(自分のこととして)考え、悩んでくれる
そんな考え方、悩み方をしてくれる人の方がより信頼できますよね。
我々にとって、デジタルの最新知識や技術はもちろん重要な要素ですが、それと同じ…いや、それ以上に重要なのがこうした人間力の部分になってくると痛感しています。
自分自身はもちろん、当社のスタッフにも「圧倒的な自分ごと力」を持つよう、あらためてしっかりと伝えていきたいと思います。