児玉 千恵子
小道具は引き算のメソッドで! 必殺!布狩り・紙狩り
繊研新聞FB連続小講座『VMDとCS空間の創造』第9回は、『小道具は引き算のメソッドで!』
「スタッフのヤル気を映す ウィンドウ」
都内の服飾専門学校で3コース(FA科・ストアプロデュース科・スタイリスト科)を担当していた頃から、 生徒たちに店頭演出の心支度を「五・七・五」で伝えていた。
昨今でも、VMDの改善実地作業と指導に伺うと、スランプやマンネリから脱出できずに苦労されている店舗では、 従業員のモチベーションも低下気味になるため、ウィンドウやショップのステージの仕切り(アクリルボード)が、指紋や手垢、 ホコリで汚れているケースが思いの外ある。
そういった売場では、鉢植えの観葉植物の水もほとんど枯れている。
試着室内のメジャーやピンクッションの管理も行き届いていない。
また、POP(店頭広告)やショーカードが必要以上に多かったり、布や不織布、マジックフラワーやオブジェなども多用していると、 主役である商品の顔よりも、脇役のツールが目立ってしまい、骨折り損になってしまう。
クライアントに、VP診断の所見を伝えた後、「必殺!布狩り・紙狩り」をスピーディに始める。・・・(中略)・・・
そして、「パリの粋なマダムたちは、キュイジーヌ(台所)に余分なものを置かない」と、フランスのビジュアリストから教えられた話をすることにしている。
例えば・・・(中略)・・・
店舗や売場も、什器や陳列棚をスッキリさせることで、商品の特性・物性が際立ってくる。
意味のある花やツール以外は、引き算のメソッドにチャレンジを!・・・(全文は、4/9の繊研新聞 紙上を!)
第1回 2月 5日 『時を超えて息づくVMD』
第2回 2月19日 『庭師の仕事と関連用語』
第3回 2月26日 『VMDのゴールイメージは?』
第4回 3月 5日 『テーマ立案とVPの作業手順』
第5回 3月12日 『三つの「サイジ」とミューズの花』
第6回 3月19日 『色選び・色遊び・色と仕掛け』
第7回 3月26日 『エレガンスな三大山場とは?』
第8回 4月 2日 『魅惑のギフトVP』
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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