船橋 芳信

2018 24 Apr

2018年モンテカルロテニスオープン!ナダル優勝!

2018年モンテカルロテニスオープン、ラファエル・ナダル対錦織圭の決勝が行なわれた。                  結果ラファエル・ナダルの6-3、6-2、圧勝で終わった。                                 ラファエル・ナダルはこれで11勝目、クレーコートでの圧倒的強さをアピールした。                    其の安定感、広範囲に及ぶ守備の完ぺきさ、体力の持続と集中力、運動神経のずば抜けた能力、               そのテニス、彼のテニスには精神性の高さ、集中力の持続、何処にも欠点とするべき要素が見受けられない。         ミスしたときの表情、ポイント取ったときの表情に見る、悔しさや感情の昂りが、                     彼の顔にはあまり見受けられない。実にスマートなプレイヤーである。                          其の感情表現は、全て体全体で表現している。それは観る者に清涼感を与え、                       ついついナダルファンになってしまい、彼の一挙手一投に引き込まれてしまう。                       錦織は、手首の故障で、戦列を離れ、約一年半後の参戦、3試合目に於いての決勝進出は、                 錦織復活を印象づけた意義ある大会となった。                                      錦織の戦績に於いて、チリッチ撃破、ズベレフ撃破は、見事なテニスで賞賛すべきである。                唯一錦織に注文を付けたいのは、試合に於ける進行上での態度、感情表出の露骨さであろうか?               ラケットをコートに叩き付けるに至っては、恥と知るべきである。                             悔しい思い、嬉しい思い、それが、人に悟られる事は、世界各国にある文化の精神性を重んじる心情に反し         無様なプレイヤーとして世界中に発しんしているのと同じ事である。                            残念なことではあるが、プロの最高峰に立って戦う事は、それだけでも容易な事ではない。                 日本人テニスプレイヤーの優勝を心から待ち望む1人として、今後の錦織の活躍に、拍手と期待を送りたい。