上野 君子

2020 09 Mar

気が滅入る時にしたいこと

昨日の寒さとは打って変わって、今日は(今年の最高気温というほど)ぽかぽか陽気になったのに、ここのところの非常事態のせいか、家でなんとも落ち着かない時間を過ごしてしまった。

こういう時こそ、じっくり原稿を書いたり、仕事の企画を練ったりすればいいのだが、何をやっても思うようにはかどらない。読書するという気分にもならない。

 

友人とお酒をのみながらおいしいものを食べるのはいいが、そう連日では財布の中のものがあっという間に消えていく。

今後のことを考えると、真剣に節約する必要があるのに、家でPCの前に座っていると、ついついネットで買い物をしてしまう。

本当はどこか旅に出たいが、当分はお預けだろう。

 

こういうふうに気分が滅入る時に、やってみたいのは、ベランダ仕事。

育つのに時間はかかるが、枝物の木を植えたい。野菜を育てるのもいいかもしれない。そういうイメージで園芸店に行っても、あまり惹かれるものがない。

 

考えてみると、あの3・11(東日本大震災の日)も、津波の映像が流れているテレビから離れて、私はベランダで植物の苗を植え替えていた。

今年は梅も桜もいつのまにか終わってしまいそう。

せめて自分の家のベランダで植物たちを愛でたい。