上野 君子

2020 06 Sep

人には優しくしたい時なのに

Withコロナが長期化する中で、よく考えるのは、人と人とのコミュニケーションだ。
外では、顔の半分をマスクに隠していることもあって、人との距離が遠くに感じられる。
コロナ禍になってから知り合った人の顔はあまり印象に残っていない。
なるべく人との距離をとりたい日本人にとっては都合がいいかもしれないが、私は妙に鬱々としてきた。
親しい人とは外食することはあっても、その機会は限られているから、それ以上の新しい広がりが生まれない。

また、コロナ禍によるDV(ドメスティックバイオレンス)の増加が報道されているが、一方では、一人暮らしの孤独感も想像以上に深刻化しているような気がする。
こういう時だからこそ、人には優しくしたいのに、現実はコロナ禍によるストレスを知らず知らず人にぶつけるような光景にも出くわすし、私もその被害にあって結構ストレスがたまっている。


とにかく今は辛抱して、新しい習慣を楽しむしかないのだが、こういったメンタルの問題についても策を講じることが必要ではないだろうか。


(写真は本文とは直接関係はありません)