上野 君子

2020 09 Apr

膨大な写真整理にいい機会だが…

叔母が98歳で亡くなったので、先日、都心での葬儀に参列してきた。

その際、叔母の古い写真を持参しようと、両親の遺した写真の山から中身を見直してみた。今のように基本的に在宅が義務付けられ、時間もたっぷりある時は、写真の整理に最適な機会かもしれないと思った。

 

そこで、早速とりかかろうと、大きなケースを再度開けてはみたものの、親の写真はなかなか捨てられない。見始めるとダメだ。

しかも両親ともに、まったく整理能力に欠けたタイプだったので、1つのアルバムに全く異なる時代のものが何の脈略もなく入っている。昔のアルバムは糊でぴったり貼りついたものが多いので、写真を移動させることもままならない。

やり始めて間もなく、こりゃだめだと途方に暮れ、投げ出してしまった。

 

実は、私自身の写真も大きな行李のような入れ物にいっぱいつまっている。

デジタルカメラ以前のものはすべて紙焼きだから、物量的にかさばる。

古い写真をデジタルで残す方法もあるようだが、その手間を考えると、そこまでして残すものがどれだけあるかと考えてしまう。

私が死ぬまでにどうにか処分しなくては。しかも体力あるうちに。

 

とにかく、親の写真の整理はいったん棚上げして、自分の仕事部屋の整理に取り掛かろう。