上野 君子
2018
02
Dec
慣れ親しんだピアスを失くした
先週、立て続けにゴールドのアクセサリーを失くしてしまった。
一つは、もう10数年前に購入したピアス。ピンクゴールドで、エスニックな柄の細工が施してある。
何にでも合いやすいし、付け外しにストレスもないので、かなりの頻度で付けていた。
貴金属専門メーカーが作っていたものだったので機能性に優れ(アクセサリーは留め金が大事)、使いやすかった。
家に帰って、身に着けているものを取ろうとしたら、ないことに気が付いたのだ。ああ、あの時に違いないとすぐ気がついた。
スーパー帰りに夜道を歩いている時、ストールがピアスに引っかかってそれをはずすのにやっかいだったのだ。
今もその近くを通るごとに下を見ながら探しているのだが、夢のように道に転がっていたりはしない。
特に冬は首回りにストールを巻き付けるので要注意。
もう一つは、友人が扱っている商品のバングル。昨年、百貨店のポップアップショップで、1万3000円位で購入した。
手首に軽くつけられるデザインだが、確かに外れやすいタイプであった。
コートを着脱しているうちに(その日は外で何度かコートを脱いだ)、どこかに落としてきてしまったのだ。
ああ、こちらは短い寿命であった。
それにしても、これまでどれだけのアクセサリーを失くしてきたことか。ストールや眼鏡、名刺入れなど、気にいっている物から失くしていくような有様。
それも物の運命と割り切るしかないか。
片方残ったピアスは物悲しい。