RINA
2024
02
Apr
今年もブランドリセールは着々と成長しそう
先日ThredUP(スレッドアップ)の最新リセールレポートが公開されて、
ファッション、小売業はその話題でもちきりです。
特に4月はEarth Month(アースマンス・地球月間)ということもあり、
ブランドや企業はこれまでのサステブルの取り組みの実績報告や、
今後の計画を発表したり、ブランドは環境保護の意識の消費者にも高めようと
あらゆるイベントを実施します。
もちろん中にはグリーンウォッシング的なものもあるでしょう。
しかし、少しでも個人が意識を変え、
買い物の仕方を見直し、新商品を購入する前にまだまだ利用できる物、
すなわちリユース・リセールに目を向けることきっかけが生まれることが
重要だと私も訴えていきたいと思っています。
NY のOn の店舗
先月は日本へ里帰りしていましたが、
その際に原宿で「On(オン)」のショップ前を通りかかりました。
平日の昼間にも関わらず、外に列ができるほどお客さんが並んでいました。
アメリカでOnはすでにブランドリセールに参入しています。
ブランドリセールとは何かというと、リセールのマーケットプレイスではなく
ブランドのビジネスとしてリセール(二次流通)をサービスとして
行っているということです。
今回のThredUPのレポートには、2023年は新規でブランドリセールが
39増えた的なことが書かれていますが、これはThredUPが提供するRaaSサービス
でのことかもしれません。
何故なら、他のリセールRaaS系では昨年もっともーっと
ファッションブランドがリセールビジネスをスタートしているからです。