最近少し変わってきたな、と思っていることがあります。

これまでオンランセミナーやイベントが開催される場合、

スピーカーの人たち全てが自宅からの参加となっていましたが、

しかし最近では自宅ではない場所から参加する姿が少しづつ見られるようになっています。

この間視聴していた、メイシーズのCEOがスピーカーとして登場したものでは

ヘラルドスクエアのメイシーズの店舗内からの参加でした。

主催者であった全米小売業協会のCEOも、見た感じご自宅ではなくオフィスからの参加の様な印象を受けました。

昨日視聴していたイベントでも、アマゾングローサリーのVPはオフィスからの参加だと話してました。

もちろんこうした人たちも、デイリーで出社している感じではないでしょうが、

特に家族みんなが自宅でWi-Fiを使うとなると、大切なオンラインセミナーなどのスピーカーとして参加する場合は、接続が安定しているオフィスから参加するのがベターなのかもしれませんね。

またメイシーズの様に、店舗から参加するというのもブランドの存在を改めて印象つけるためには大切だなと感じました。

実際に見ていて、CEOが話をしているときに後ろではお客様が行き来して買い物をしている姿を見ると、安心するというか、勇気づけられるというか、なんだか不思議な気持ちにさせられました。

アマゾングローサリーのVPの話を聞いていて思ったのは、グローサリーストアのデリバリー戦争は加熱するばかりなのかなと感じますよね。

彼女も話していましたが、オンラインが便利になったからといって店舗の利用が傾くってことはないとは私も思います。もちとんパンデミックで行きづらいという時は別ですが、顧客としては、これからも店舗も使うし、オンラインも利用するし、なんですよね。

これはグローサリーだけではなくて、ファッションリテールにも言えることだと思います。

どちらか、ではないんですよね。どっちも！なのです。

ただ、昔と異なるのは、例えばオンラインからショッピングジャーニーが始まった場合、その体験が満足いくものでなかった場合、だったらそのブランドの店舗に行けばいいか、、、にはなりづらく、、
じゃー他のブランドでオンラインで買えるところにしようとなってしまうことも。

なので、とにかく「今」のニーズに対応できるオンライン・エクスペリエンスを用意することが今の時代は大切なのでしょう。

店舗とバランスよくネ！