宮田 理江

2024 16 Jun

工芸、70年代、反骨で日常服に「背伸び」 2024-25年秋冬・パリ&ミラノコレクション

盛り上がった「クワイエットラグジュアリー」からの揺り戻しが起きています。2024-25年秋冬のパリ&ミラノコレクションでは飾らないミニマルを軸に据えながらも、工芸品レベルの職人技やひねったディテールに格上感を盛り込みました。テイスト面でも反骨や70年代ノスタルジー、ダークミステリアスなどが打ち出されています。「隠しテーマ」になったのは、幅広い意味での「ウエアラブル(着やすさ)」。主張を抑えつつ、「日常服を背伸びさせたラグジュアリー」は自由な着回しに誘います。

「アパレルウェブ」に寄稿しました。

【宮田理江のランウェイ解読 Vol.97】工芸、70年代、反骨で日常服に「背伸び」 2024-25年秋冬・パリ&ミラノコレクション

https://apparel-web.com/pickup/435842
 

 

*************

◆公式サイト「fashion bible」、ほぼ毎日更新中♪