宮田 理江

2018 15 Mar

ユニクロ、初のリゾートウエアコレクション「tomas maier and uniqlo」プレゼンテーションが開催

ユニクロは初のリゾートウエアコレクションを提案します。「BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)」のクリエイティブディレクターを長く務めているトーマス・マイヤー氏とコラボレートし、新コレクション「tomas maier and uniqlo(トーマス マイヤー アンド ユニクロ)」を発表。2018年3月14日にプレスプレゼンテーションが開催されました。

どんなコレクションが登場するのか興味津々でした。アイコニックなパームツリーのモチーフからも伝わってくるように、発表された今回の「tomas maier and uniqlo」はリゾートコレクションということもあって、伸びやかで若々しいテイストが印象的です。アメリカ・フロリダの太陽にインスピレーションを得たというコレクションは、オレンジやピンク、レッドなどのジューシーカラーを多用して、ビーチ気分を呼び込んでいます。

 

ショートパンツやキャミソールドレスに象徴されるリゾート風味のウエアをそろえました。スイムウエアもバリエーションが豊富です。タウンウエアと同じ色使いやパームツリー柄が楽しい。最近はスイムウエアをスタイリングに取り入れる人も多くなってきたので、スイムウエアとのミックスコーディネートは注目どころです。レイヤードに組み込んで街中で着やすい装いが数多く提案されています。

素材を吟味するデザイナーならではのこだわりがうかがえます。パイル系のパーカやトップス、ショートパンツは吸汗性の高さが感じられ、サラッとした肌触り。こちらはエアリズムだそうで、ユニクロが強みとする機能性の高さが生かされています。

シンプルに見えて、ディテールに凝っているのもトーマスらしいところ。薄着になるリゾートウエアだから、手抜きに見えにくい工夫は助かります。たとえば、胸の高さでの切り替え、ボリューミーな袖など、シルエットに静かなドラマが潜んでいます。前ボタンを留めてワンピース、全部開けて羽織り物といったアレンジが楽しめるプリントドレスなど、初夏からの装いに重宝しそうなアイテムが並びました。

日常生活の中でリゾートを感じることのできるシーンフリー服といえそうです。「tomas maier and uniqlo」は5月18日(金)から販売開始となる予定です。

アイテムの詳細等はこちら
http://www.uniqlo.com/tomasmaier/jp/

 

 

Written By Rie Miyata 

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