久保 雅裕
『POCKO PARK: SOUND OF WAVES』展開催
Forbidden fruit © Hiro Sugiyama × Paul Bower courtesy POCKO Japan
ロンドン、ミラノ、ベルリンに拠点を置いているクリエイティブ・エージェンシーの「ポコ(POCKO)」が東京にも設立され、2019年6月3日から9月1日まで、東京・汐留のパークホテル東京でART colours Vol. 29/THE ART OF COLLABORATION『ポコパーク:サウンド・オブ・ウェーブス(POCKO PARK: SOUND OF WAVES)』展を開催している。
世界一流のアーティストたちによる写真、絵画、イラストレーションやアニメーションと媒体を問わず、コラボした新作が披露されている。「テクノロジーやソーシャルメディアに溢れる現代は、逆説的に、各々が個として存在することを求めているとも言えます。そこでポコジャパンは、これまで共作をしたことのないアーティストたちを組み合わせ、ブラインドデートを仕掛けるかのように展覧会を作りました。夏といえば、冒険心、探検、自由、衝動。アートホテルで知られる夏のパークホテル東京にて、ホテル初の試みとして3フロア(25、31、34F)に渡って、ひとつの展覧会で満たします。ポコジャパンの仕掛けにより、真夏の冒険心と出会いの衝動で鮮やかに彩られるパークホテル東京に、是非ご期待ください!」とコメントを発表している。
Hands On © Vasty × Niky Roehreke courtesy POCKO Japan
参加作品は、Hiro Sugiyama(ヒロ杉山)×Paul Bower(ポール・バウワー)、Michela Picchi(ミケラ・ピキ)×Masanori Ushiki(牛木匡憲)、Linn Fritz(リン・フリッツ)×Kyoko Hamada、Keenue(キーニュ)×Marco Oggian(マルコ・オッジャン)、Svetlana Fialova(スヴェトラナ・フィアロヴァ)×Ichiro Kono(河野一郎)、Martin Holtkamp(マーティン・ホルトカンプ)×Nomoco、Haruna Kawai (カワイハルナ)×Van Santen & Bolleurs(ヴァン・サンテン&ボユール)、Vasty(ヴァスティ)×Niky Roehreke(ニキ・ローレケ)など20人。
6月9日には足立拓人、牛久保雅美、牛木匡憲による似顔絵ワークショップやポートフォリオレビュー、オープニングレセプションも開催される。
梅雨入りした東京、インドアで見られるアートにインスパイア源を求めてみよう。
Space traveller © Michela Picchi × Masanori Ushiki courtesy POCKO Japan