久保 雅裕

2022 21 Feb

ラーメンは私のライフスタイルの一つ??

左が淡竹ラーメン、右が炙りレア焼豚丼

ラーメン屋のオープニング試食会に呼ばれた。
新しい商業施設、ショッピングセンター(SC)などのオープン内覧会などでは、ファッションテナントを中心にチェックしつつも、時間が許せばフードコートや飲食ゾーンまで足を延ばすこともある。大抵は、スタッフの研修とオペレーションの確認も兼ねて、プレスや関係者にも試食してもらうというパターンが多い。
今回も、そんな趣旨だろうと昼前の銀座へ出掛けた。

以前取材した銀座のインテリア・ライフスタイル雑貨とカフェ「GINZA innit(ギンザ・イニット)」を運営する杉田エースが、京都のラーメン店、麺屋優光グループとフランチャイズ契約を結んで2022年2月19日に「麺屋優光 銀座店」を銀座7丁目にオープンさせた。
杉田エースは、長期保存食「IZAMESHI(イザメシ)」を開発し、ギンザ・イニットでもコーナー販売しているが、昨年3月から麺屋優光とコラボして「麺屋優光 x IZAMESHI 旨味溢れる貝出汁醤油ラーメン」を販売しており、それが縁で関東初出店のフランチャイズ経営という運びになったそうだ。

麺屋優光でも販売するイザメシ・コラボ・ラーメン

基本的なメニューは、出汁醤油ラーメン「淡竹(HACHIKU)」、京都の伝統的な醤油に鰹と昆布と肉の旨味を閉じ込めた「真竹(MADAKE)」、醤油独特の辛さにフルーティーな爽やかさを加えた「黒竹(KUROCHIKU)」の全3種類の定番ラーメンを中心とした展開。
トッピングには煮卵やネギなど、サイドメニューには白ご飯はもちろんのこと、炙りレア焼豚丼などもラインナップする。

サイドメニューの炙りレア焼豚丼

店内は、一人でも気軽に過ごせる仕切りパネルを備えたカウンターが中心で、優しい木のぬくもりとモノトーンで構成された居心地の良い清潔感のある空間だ。

さて当日は、牡蠣、浅利、シジミの出汁が効いたあっさりタイプの淡竹ラーメンと炙りレア焼豚丼をいただいた。のっけから貝の風味がすーっと鼻に入ってきて、さっぱりとしたスープが心地良い。

淡竹ラーメン

22時以降に注文できるハーフラーメンがあるのも頷ける。銀座で飲んで、締めに一杯となれば、このあっさり系スープを飲み干してしまうだろう。

ラーメンのメインメニュー

サイドメニュー

麺屋優光グループは2017年10月、京都・烏丸御池に麺屋優光をオープンして以来、行列の絶えない人気店として注目を集め、全国から客が訪れるほど好評を博している。
研究開発を重ねた自家製麺は、徹底した温度、湿度管理された自社製麺所で毎朝製麺され、強いコシ、全粒粉で香る小麦の風味が特徴だ。チャーシューは、豚肉本来の旨味を引き出すために、低温で4時間じっくりと火を通しており、まるで柔らかいロースハムを食べているような不思議な食感を楽しめる。さらにスープがチャーシューの油と混ざることでコクの増す特製醤油スープを3種類揃えている。
麺の提供時間も遜色なく、オペレーションも滞りないようだ。早速、銀座地区のランチリストに加えておこうと思う。

<店舗概要>
名称 麺屋優光 銀座店
住所 東京都中央区銀座7-3-13ニューギンザビル1号館 1階
席数 21席(カウンター 13席 / テーブル 8席)
URL https://yukou-kiyo.com
営業時間 (昼)11:00-15:00(夜)17:00-27:00(日・祝日)11:00-20:00
TEL 03-6264-6554
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間およびアルコール類商品提供時間を変更して営業する場合があるので、ウェブ等でチェックしてほしい。