北川美智子
2020
26
Sep
Premiere Vision 2021-22 A/W カラー
新型コロナの世界的な流行の影響で、9月開催の2021-22 A/W Premiere Vision展は初めての試みとしてデジタルショーの形がとられました。
予定されていた15~17日の日程は15,16の二日になり、その間PV本部からプレゼンテーションが配信されました。
今回はその中から大きな方向性をキャッチしたいと思います。
2021-22 A/Wに向け今シーズンは四つのグループ、23色が提案されました。
「DECODING解読」という大きなキーワードのもと、カラーも本来の意味と発展的要素を取り入れたような、シンプルでありながら象徴的でもあり、力強くアグレッシイヴな色の混在となりました。
ミネラルやベジタルなど新しい自然の解釈も必要であり、光を意識しながらも闇の現実を探る意図が感じられます。
赤が様々な色と絡み合うのも今シーズンの特徴です。
・クリエイティブなエネルギーの表現
・様々な組み合わせを試したい
・感覚的、又は工夫を凝らした調和を楽しむ
などがポイントとして挙げられます。