北川美智子
2020
19
Jul
夏の顔
コロナウィルスと水害に見舞われた7月の第一週ですが、梅雨の合間の日の光は目に眩しく忘れていた夏の到来を思い起こさせてくれました。
暗いニュースが多い夏の始まりですが、新しいライフスタイルが求められ働き方にも変化が見られて少しずつ順応が始まりました。
街に人が戻り、マスクはしているものの密の状況も増加していることは否めませんが、季節感と新しい環境が交じり合ってウィンドウも生活感のある美しいリアルウエアが登場しています。
昨年はあまり感じられなかったリラクシングウエアやワンマイルウエア、ハウスウエアなどと言われた家で着るくつろぎやちょっとそこまでの外出着などの類ですが、着心地のよさそうな素材、ナチュラルカラーや淡いパステル、鮮やかなピンクやブルーなどの色使い、ゆったりとしたシルエットでありながらきちんと感がある、羽織るものや履物、バッグなどで外出着としても充分に通用するワンピースやボトムス、チュニックや羽織ものなどです。
素材は麻又は麻ミックス、ゆったりと着ながら肩やバストでフィットし流れるようなラインを作ったり、通気性、透け感、涼感のあるものが選ばれています。
ピンタックやプリーツ、ワンポイントの刺繍やシンプルなプリントを施したもの、藍染やブルー系の色使いでデニム感覚も沢山見られます。