北川美智子

2018 28 Jul

夏のトップス・Tシャツの存在感

 ブラウスやシャツ人気が続いている中で、やはりTシャツの根強い存在があります。
 カットソー素材(ジャージー)にもバリエーションが増え機能性も加わりました。
 毎日気軽に着られて洗ってまた着るという便利さは、猛暑の中でこそその威力を発揮しているといえます。
 スカートスタイルが増えたこともあって、タックインして着たり、やや肩にかかったフレンチスリーブ、広からず狭からず開いた襟など、何気ないデザインポイントも新しい時代のベーシックを作っています。
 デザインのアクセントとして最も多かったのはロゴタイプ。
 書体の面白さ、ワンポイントモチーフとの組み合わせなどアルファベットを中心に様々な文字がデザインされています。
 複雑なものは刺繍やビーズをあしらったり、ポケット付き、前後の丈の変化、ブラウスに近いもの、トレーナー仕立てなどさまざま。
 新鮮なプリントスカートとの組み合わせやBSタイプといわれるセットものにもカットソーのトップスと柄のリレーションが見られます。