北川美智子
2020
27
Jul
晩夏
今シーズンは季節が混在するような夏になりました。
前回の夏の顔に続いて晩夏ともいえる7月半ば過ぎになってやっと真夏らしい装い、色、柄がそろいセールに入ったという感じは否めません。
そんな一瞬ともいえる夏の表情晩夏の様子をまとめました。
プリントは小づきの幾何、中から大の花のモチーフから植物、森、ロゴや動物人の顔などのデジタルプリントまで見慣れた感じはするものの充実感はあります。
刺繍は手の込んだもの、先染のチェック、風景、民族調、ぼかしなどのこだわりの柄など。
レースは透け感を楽しむ根強い人気素材。
一時ほどではないがスポーツラインはジッパーやライン使い、パーカースタイルなどで安定した動きを見せています。
夏のサファリスーツ、ゆったりしたシャツ、襟元が小さめのシャツ、フリルのブラウスは継続も含めてベーシックラインを支えています。
プリーツスカートにデザイン変化はみられるもののボトムスはスタンダードなものが多い。
リラックスしたワンピース、羽織もの、エスニック調のモチーフ、繋ぎ合わせる素材使い(パッチワーク風)も多く見られます。
今年の夏はクラシカルな表現と大胆で楽しいものに二分されているようです。