北川美智子
2018
27
Aug
8月初秋の頃 2
迷った時の「黒」ではありません。
立秋の頃、長雨の合間を縫うように陽射しが和らぎホッと一息つくときがあります。
今夏の猛暑と天候不順は歴史に残るものと言われますが、秋の立ち上がりのウィンドウの中で「黒」が新鮮なインパクトを放っています。
シックではありますが重いものでも暗いものでもなく、モダンで上品さを感じる黒はやはり万能の色といえるでしょう。
素材はニット、布帛を問わず透けるもの、フラットな合繊と天然素材との複合が主ですが、シルクジョーゼットや薄手のウール、キュプラ、トリアセなどの高級感のあるものが目立ちます。
第一印象は大人のエレガンスとこだわりのストリートやスポーツが今の時代の中で表現されているといったところでしょうか。
カラフルな色に慣れた目には驚くほど新鮮に映りました。












