明るく楽しい民族衣装の世界を繰り広げるＴＯＫＵＫＯ プルミエールヴォル 19－20Ａ／Ｗのコレクションのテーマは「バルト三国」（Ｌｅｓ Ｂａｌｔｅｓ）。
　バルト海に面した三国（エストニア、ラトビア、リトアニア）はいずれも伝統や習わし、民族としての誇りを持ち季節感あふれる自然を大切にする国と言われています。
　激しく変わる世界情勢と隣り合いながら、確かな伝統に基づいたTOKUKOのアレンジは、リズムと踊りを伴ったり刺繍や水玉、ストライプ、ボーダーといった現代の表現を巧みに使って明るく自然な民族衣装に生まれ変わり、民族の争い事を忘れさせてくれるものでした。
　赤が最も印象に残る色ですが、鮮やかなブルー、白、黄、そして大胆な黒と幅広い色使いが特徴です。
　素材は秋冬のコットン、ニット、トリコット、レース、プリント、刺繍、異素材のブロッキングなど。会場にはTOKUKO 1er volのドレスを身に着けた顧客や販売員が大勢いて雰囲気を盛り上げていました。

　なぜかホッとし新しい刺激をもらうコレクションです。