武田 尚子
2022
30
May
パリの「母の日」ディスプレイ
日本では5月初旬の「母の日」(5月第2日曜日)が終わった後、6月の「父の日」に向けてのギフト提案が始まっているが、「母の日」と比べると何とも地味。いずれにしても、「母の日」も「父の日」もあまり変わり映えしない。もう少し新鮮な演出ができないものだろうかと思う。
フランスは昨日が「母の日」(5月最終日曜日)だったらしい。国によって日が異なるのは知らなかった。
パリではとにかく花屋が大忙し。日本のようにカーネーションに限らず、色とりどりの花のブーケが売れるようだ。
化粧品チェーン「セフォラ」の入り口にも大きな巨大な花の飾り。シャクヤクだろうか。
また、ギャラリー・ラファイエットのランジェリー売場も、花のディスプレイが欠かせない。
優しい花の模様のランジェリーやローブが並んでいる。
パリから送られてきた写真(撮影:磯部美保)を見ると、華やいだ初夏の空気が伝わってくる。
日本ではどうしてもお決まりのスタイルになりがちだが、せっかくの歳時記を活用した、もっと夢のある新しい提案が欲しい。