武田 尚子
「アイスブレーカー」のネイチャーダイ
メリノウール素材を中心としたニュージーランド発のナチュラル・パフォーマンス・アパレルブランド「icebreaker(アイスブレーカー)」は、日本企画でネイチャーダイの取り組みを続けている。

やわらかなメリノウールを自然由来の色で染めた環境にやさしい同シリーズも既に8年目。
今年2025年3月には山梨県北杜市の協力のもとで、「山高神代桜の子桜の剪定枝」や「有機栽培された紫キャベツの外葉」など、北杜市の豊かな自然資源を活かし環境負荷を抑えたコレクションを発売した。このコラボレーションは、動物福祉に配慮した牧畜をはじめとする「icebreaker(アイスブレーカー)」の「自然環境と調和した製品作り」の考え方と、「森を育て、水を守る」をテーマにした環境保全活動を推進する北杜市との共通の想いが深く結びついたものとなっている。
12月にTFTホールで開催された「2026冬ゴールドウイン総合展示会」での「icebreaker(アイスブレーカー)」ブースでは、北杜市で採れる松ぼっくりや栗などの素材を活用したネイチャーダイのユニセックスTシャツ(ショートスリーブティー)のコーナーが目についた。染料となる松ぼっくりや栗は、ブランドの企画スタッフが実際に同市の森に入って採集したものだという。
化学染料とは異なる、天然ならではの深みのあるブラウン系の色合いと風合いが目を引いた。染色に使用した水は環境負荷が少ないため、ろ過処理を施した後に再び河川に戻すことが可能だという。

「icebreaker(アイスブレーカー)」は、普段のアウトドアからランやハイキング、雪山までを対象に、インナーウエアからアウターウエアまで重ねて着用のできるアイテムが、メンズ、レディス共にそろっている。インナーウエアは定番が充実し、着実にファンを増やしている様子。メリノウール素材のナチュラルなブラジャーとショーツには、2026冬の新色としてブルーとピンクが登場。