武田 尚子
2020
23
Aug
オーガニックコットンのカップ付インナー
エコフレンドリーやサスティナブルの世界的潮流の一環として、国内でもオーガニックコットンの取り組みを強化する傾向が見られる。
先日はワコールの例を紹介したが、グンゼでも「キレイラボ」ブランドの中で、オーガニックコットンのカットオフ素材を使用したカップ付インナーグループ「Fitte(フィッテ)」が登場している(8月中旬から発売)。
無縫製やカットオフ技術を強みとする同社は、これまでもコットン素材は充実していたが、このオーガニックコットン混素材(オーガニックコットン50%、ポリエステル30%、ポリウレタン20%の溶着ベアフライス〈耐久柔軟加工〉)は初登場。オーガニックコットンでありながら伸縮性にもすぐれているのが特徴だ。
ロングラインのノンワイヤーブラをはじめ、ブラキャミソール、ブラタンクトップ、8分袖ブラインナー、ブラスリップと、ブラ機能付きアイテムのバリエーション(税抜2300~3000円)が充実しているが、いずれも左右のカップが一体化したモールドカップが採用され、美しいバストラインをキープ。アンダー部分はボムを使用せずに安定感のある作りになっているという。ボトムのショーツも2タイプ(税抜1000・1300円)。
黒やベージュのベーシックカラーの他、肌や服にしっくりなじむナチュラルなアースカラーがそろっているのも好感がもてる。晩夏から初秋に移り変わるこの時、さらに本格的な秋冬シーズンに向けて活躍しそう。