武田 尚子
2019
13
Mar
新しいものが市場を活性化
心動かされるものは、何か新しいもの。記者根性かもしれないが、常にどこかで新しいものを求めているのは否めない。
最近、色の新しさで感動するということはあまりなくなったが、新しいコンセプトや考え方、新しいアイテム、新しいスタイルにはやはりひかれる。
いくら新しいブランドといっても、そこに新しさを感じないものにはあまり興味がない自分がいる。
そういう意味で、今回のパリ国際ランジェリーの新しいコンセプトは「ダンス」であり、ダンスウエアを意識したブランドで目についた袖付きのクロップドトップ(長袖ハーフトップ)は新アイテムといえると思う。
*「ダンス」については、以下の媒体をご覧ください。
https://www.bodybook.jp/entry/201903/expressvol60.html
ランジェリー全般にからだを快適に包みこむようなスタイルが増えているが、袖付きのクロップドトップは、ラッシュガードなどの水着の影響もあるように思われる。
各種ダンスの練習着はもちろんのこと、フィットネスウエアやアクティブウエアとして、さらに海岸でも街でも、組み合わせによってはいろいろな着方ができる。
体を鍛えている人は特にお腹周りを見せたいという心理にぴったり(正直のところ、冷え性の私にはとても無理だが)。
着やすそうなベーシックタイプ(MILAKRASNA)
カシュクールタイプ。トップもボトムもアシンメトリー(MARIE YAT)
こんなレーシーでフェミニンなものも(CADOLLE)
市場を活性化するのは新しいものという原点にかえりたい。
OPAAK