武田 尚子
2019
18
Mar
インポーター展示会での発見
3月前半に開催されたインポーターの展示会では、パリ国際ランジェリー展に出展していたブランドの再確認だけではなく、違う角度から新しい発見もあった。
エコフレンドリーやサスティナブル、あるいはビーガン(動物性のものを避ける)といった、時代の大きなテーマを感じさせてくれたのは栄進物産。
毛皮のエコファーに次ぎ、今やダウンジャケットも動物性のダウンやフェザーを使わない時代になっている(「Save the duck(セーブザダック)」。
「LE BOURGET(ル・ブールジェ)」のタイツ新製品では、“BIO”(フランス語で“オーガニック”の意味)マークが目につく。
また、イタリアの肌着メーカーは、お得意のシルク・ウールのリブ素材を中心に、思い切ったチャレンジを行っている。国内ブランドとははっきり差別化のできる分野だ。
フーシャ(写真では黒ずんでみえるが、実際はもっと鮮やか)、イエロー、ブルーと、今までの肌着にはなかった明るくきれいな色がそろった「Oscalito(オスカリート)」。
アウターとして着られるデザインも多彩にそろえている。
パリスインターナショナルの「Artimaglia(アートマリア)」や「Fraly(フラリー)」にも注目したい。