武田 尚子
2022
24
Jan
花いっぱいの2022春
大寒を過ぎ、年間でも最も寒さの厳しい時季となっているが、店頭やECでは既に春物がスタートしている。
女性の自信を後押しするために、一人ひとりのカラダとココロに寄り添ったコンフォートを届けたいと、“コンフォートプラス”をブランドコンセプトに掲げているのが、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの「トリンプ」ブランド。昨年12月初旬の同社内見会で見た時も、今シーズンの新製品はいつにも増して、数多くの花が咲き乱れていることが印象的だった。
同社の人気商品「恋するブラ」は、ストレッチ性の高いカップと肩ひもが体の動きにフィットして着け心地がラクなのが特徴だが、今回の新シリーズはポピー、アネモネ、マーガレットと、春の花々をブーケのようにレースに仕立ててあり、全部で5色のバリエーションがそろっている。
大人の女性がときめくランジェリーを提案し続けて5年目の「フロラーレ」は、“水音(みずおと)”からインスピレーションを得た、軽やかなフェミニティに満ちたコレクションを展開している。
小川の流れの傍らに咲くアイリスをモチーフにしたグループは、サイズバリエーションを豊富に揃え、クッション性の高いファイバーフィル、リフトアップ効果の高いパターンを採用。
マグノリアの花色を刺しゅう糸で表現したグループは、サイドボーンで脇をしっかり押さえた脇寄せ効果の高さが特長となっている。
同じ百貨店チャネルを対象にしながらも、モダンな印象の「トリンププレミアムゴールドレーベル」では、早くも夏のヴァカンスへの憧れをたくしたデザインとなっている。太陽にきらめく波、風にそよぐキンポウゲの花などが、色やレースで表現されている。