武田 尚子

2022 31 Aug

日本のかわいい文化をランジェリーで発信

「2022パリ国際ランジェリー展」において、日本からの唯一の製品の出展ブランドが「CUCONE(キュコネ)」だった。
かつて日本国内における伝統的なファンデーション産地の一つである彦根。その地にある、ひこね繊維協同組合と美成産業によるもので、前回の2020年1月に次ぐ2回目の出展となった。企画は日本、生産は中国(美成産業の協力工場)で行っている。

日本のアニメやマンガに代表される“かわいい”文化をランジェリーで伝えるという商品戦略は変わらないが、事業計画を大幅に見直し、ブランディングの再構築を図ったという。

長年培った技術力を活かした、レース使いやフリルなどの凝った装飾

 

今回は、ブランドのアンバサダーとして、フォロワー数も多いというエロイーズさんをフランスで起用。ロリータ風のファッションに身を包んだ彼女が、会場で情報発信やファンとの交流を行っていた。

来年から本格的に再開されるというパリの「ジャパンエキスポ」をはじめ、愛好者が集まる場所と、ランジェリー市場の両輪でビジネスを展開していく方針で、販路についてもインターネットを含めて複合的に考えている。日本での販売は未定。

エロイーズさん(中央)を囲んで、ひこね繊維協同組合・美成産業の方々

小さなブースだが、多くの人が立ち止まる姿が。日本のアニメ文化の人気は既に定着している