武田 尚子
2019
12
Apr
SDGsとライフスタイルウエア
オーガニックコットン・アバンティのオリジナルブランド「プリスティン」の2019秋冬物展示会が開催された。
展示会といっても、ただ新製品を並べて紹介するというのではなく、会場内で開いた「ものづくりを伝える会」で同社の物づくりの背景にある考え方を伝えたり、また同社ならではの“しあわせの循環”であるアップサイクルの取り組みが具体的にボードで表現されたりしていた。
特に今回はその取り組みについて、2015年国連サミットで採択され、2030年までの実現を目指すSDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)の17の指標を軸にして表し、また近い将来のプロジェクトについても触れていた。
私たちの消費行動や生産行動が、社会や環境といった大きなサイクルの中で結びついていることが、これだけしっかり明確に提示できる企業やブランドはそうないだろう。
新年の迎え方を提案する「プリスティン 寿」。日本的な伝統をベースにしたギフトアイテム
生成りを中心とする自然の色の中で、ほのかな木蓮のプリントを施したオーガニックコットンサテンのシリーズがやさしさを添えていた
会場には、レディース、ベビー、ジェンツ(メンズ)、リビングが勢ぞろい