武田 尚子
2022
07
Sep
これもランジェリー (その2)
下着の原始は1本の紐であった、と、何かの本で読んだことがある。ひもとランジェリーの結びつきは今も深いものがある。今回の「パリ国際ランジェリー展」でも、“スーパーセクシー”のトレンドに連動し、ひもを巧妙にあしらったデザインが目についた。
ここで紹介したいのは、ランジェリー(衣服)というより、アクセサリー(装身具)。
ランジェリーも究極を押し詰めると、こうなるという例である。
Tシャツの上から付けると着こなしのアクセントになりそうなベルト(LIVY)
ブランド10周年を記念し、10金のゴールドパーツを使用している(PALOMA CASILE)
また、今回は、ガーターベルトの復活も気になる。ガーターベルトは“セクシー”を表現する象徴的なアイテム。
今回初めてガーターベルトをコレクションに入れたブランドも(OPAAK)
ガーターベルトといっても、ストッキングを吊るという本来の機能から離れて、そのデザインを楽しめるもの。スカートの下にこういうものをしのばせていると想像しただけで楽しいではないか。
若い世代を中心に人気を得そうなトレンドだ。