トリンプの「sloggi（スロギー）」ブランドといえば、10年前、無縫製の接着技術で改革をおこした「sloogi ZERO Feel(スロギーゼロフィール)」の印象が一般的には強いかもしれない。大ヒットとなった同シリーズだけではなく、近年は世界先端の技術やデザイン性を積極的に導入しながら、時代に対応したコンフォート市場の多様化を進めている。

2023秋冬シーズンは、ストレッチレースに接着技術を施した「sloggi ZERO Feel Lace」のグラフィカルな新柄、編地変化でボディになじむフィット感とアロエ加工によるなめらかな着心地の「sloggi EVER Infused（スロギーエバーインフューズド）」、さらにホームウエアやニットインナーのシリーズもそれぞれ充実している。

都市型百貨店で好評の「S by sloggi(エスバイスロギー)」には、初のコラボレーション企画として「S×Rosie Woods(エスバイロージーウッズ)」が登場した。ロンドン出身で現在はオーストラリアに拠点を置く壁画家・スタジオアーティストのロージー・ウッズの作品からインスパイアされたレースを使用したカプセルコレクションで、ブラジャーやボディの背中の透けるチュールに生命力あふれる抽象的な柄が浮かび上がるデザインとなっている。
背中の開いた服とのコーディネイトが楽しめそう。