武田 尚子

2020 07 Feb

パリ百貨店のランジェリートップ3

パリでランジェリーを見るのにお勧めの店はどこかと聞かれると、デパート(百貨店)と答える。

以前は路面のランジェリーブティックが街のあちらこちらにあったものだが、最近はチェーン店以外は本当に少なくなってしまった。もちろん、それは世界的な現象だ。

 

売り場の広さも展開ブランドの数も日本の比ではないが、特に人気のあるブランド(売上ランキング)は何だろう。

 

●ギャラリーラファイエット・オスマン店

  • オーバドゥ
  • シャンテール
  • エレス

 

●ボンマルシェ

  • エレス
  • ハンロ
  • プリンセスタムタム

 

それぞれのデパートの雰囲気や客層をよくあらわしている。

ともにトップ3に入っている「エレス」は、夏場のビーチウエアのシェアが大きいようだ。フランスらしいビーチウエアブランドとしてゆるがない地位を誇っている。

 

観光の買い物客や業者(サロン関係者)も多く集まるパリに比べ、ぐっと落ち着いた感じだが、ロンドンのデパート「セルフリッジ」のランジェリーフロアも必見。パリのデパートにはないブランドも多く、ブランド数でいうと世界トップではないだろうか。

 

いずれのデパートも、ランジェリーを中心に、ビーチウエア・リゾートウエア、フィットネスウエア・スポーツウエアの売り場が併設されていて、トータルなボディウエアの売り場となっているのが特徴だ。