武田 尚子

2018 02 May

「ジェラート・ピケ」10周年

ルームウエアブランド「ジェラート・ピケ」が先週開いた展示会(2018秋冬コレクション)は、10周年を記念するムードに満ちていた。すっかり市場での地位が定着している人気ブランドだけに、10年というと意外な印象がしないでもない。

デザイン会社の新規ファッション事業の一環としてスタートした同ブランド。“おとなのデザート”をコンセプトに、年代に限らず、家に帰って着替えることの楽しさを提案してきた。

2015年に始めたメンズも人気が高く、キッズ、ベビーも含めてファミリーで楽しめる商品展開となっている。生活の中でのストーリー性に満ちているのが同ブランドの魅力だ。

 

代表的なボーダーのシリーズは、10周年を記念した10色展開を

 

「ジェラート・ピケ」の顔となっているモコモコ素材も8種類。実際に触ってみるとそれぞれに質感が異なるのがわかる

 

国内店舗はFC含めて54店舗に拡大。昨年2017年にはニューヨークにも進出した。今後はさらに海外やEコマースの成長も臨まれる。

 

フランス料理三ツ星シェフのブランド「ジョエル・ロブション」は2015年にスタート。「ジェラート・ピケ」では使用しない黒をベースに、おとなの男性にも人気を得ている

 

本社ビル内で開催された展示会では、ジェラートのサービスも

 

「ジェラート・ピケ」の事業責任者である富山YAMU陽子さん(㈱マッシュスタイルラボ執行役員ブランドマネジメント部部長)。ブランドの立ち上げから成長にかかわってきた