武田 尚子
2024
23
Feb
「フロラーレ」にリュックスライン登場
時代が求める「ラグジュアリー」を追求したなかで、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの「フロラーレ」に、従来よりワンランク上の上質を求める人に応えたプレミアムライン「FLORALE LUXE(フロラーレ・リュックス)」が誕生。既に2月下旬から伊勢丹新宿店で先行販売されている。
今を生きる大人の女性に「肌にまとう究極の贅沢」を伝えたいと、デザイナーの尾台さんがまず注目したのが、いつの時代も身に着ける人を高めてくれるレース。スイス・サンガレのレースメーカーのアーカイブを基にしたオリジナルレースの開発から着手し、その繊細なレースを主役にしながらも、見た目の華やかさとは異なる凛とした美しさを大切にしたとしている。肌ざわりや着けごこちについては細部に至るまでこだわりながら、クラフトマンシップにあふれた物づくりを行った。
デビューコレクションは、以下の3つのシリーズで構成されている。価格帯は、ブラジャーで15,400~18,150円(税込)。
ソフトな花びらが幾重にもなる可憐なバラがモチーフの“Souvenir(スヴェニール)”
透明感あふれるストレッチリバーレースに美しさが宿る“Luminous Ranunculus (ルミナス ラナンキュラス)”
歴史あるクチュールメゾンのジュエリーのような、存在感のあるレース使いが印象的な“Dressed Tweed (ドレスド ツイード)”
国内においてはインポートブランドの選択肢が少なくなっている昨今、ランジェリーのモードの魅力を伝える貴重な日本発ブランドとして、その成長に期待がかかっている。