武田 尚子

2024 22 Dec

クリスマス一色のボンマルシェに「SKIMS」登場!

今週はもうクリスマス。パリの磯部美保さんから、クリスマス直前のボンマルシェの売場の写真が届いた。

外のウインドゥディスプレイも館内も電飾の使い方が見事

大きな吹き抜けは、秋に引き続き、ふわふわ雲の浮かぶディスプレイ

1階のイベントスペースにはクリスマス関連の雑貨売場

ランジェリー売場で驚いたのは、もと「ラペルラ」のあったスペースに、キム・カーダシアンの「SKIMS(スキムズ)」が入っていたこと。ヨーロッパらしいレースや美しい色、衣擦れの音の代わりに、時代は合理的なアメリカンランジェリーを選んだということなのだろうか。
モードで知られるパリの老舗百貨店も、新しい客層を開拓するために、ギャラリー・ラファイエットのランジェリー売場で一番の売上を誇るブランドを無視することができなったということなのだろう。今のランジェリー市場を象徴するような変化といえる。

おなじみの多様な体型のマネキンが客を迎える

クリスマスのギフト提案

 

「HANRO(ハンロ)」のポップアップは控えめながらシックに(リサイクルコットンを使った快適なニットのイージーウエア)。

それ以外の売場も自然にクリスマスの雰囲気を演出。赤い色を効果的に使いながら、微妙な色合わせやあたたかみのある演出が光る(YSE(上))とERES(下))。

あたたかな室内でゆっくりすごすための洗練されたナイトウエアや小物類は、ボンマルシェらしい提案と言える。