武田 尚子
秋の休息のための新アイテム
気温の変化にともなって、夏の疲れやコロナ疲れが一挙に出てくるこの時季。ボディケアやメンテナンスの必要性を感じている人も多いのではないだろうか。
そんな時はなんといっても「睡眠」というわけで、休息や睡眠のためのインナーウエアの新製品がいくつか登場している。
グンゼ「トゥシェ」から発売されているのは、「パジャマインナー」。
グンゼが強みとしている、生地端が切りっぱなしのカットオフⓇ素材と接着技術による縫い目ゼロのインナーで、8分袖トップス(2000円+税)やタンクトップ、お腹まですっぽりカバーするハイウエストのボトム(1200円+税)がある。
縫い目やタグがないので、肌への圧迫がなく、また伸縮性のある綿混素材を使っているために肌当たりも着心地もいいというもの。保湿機能のあるスキンタッチ加工が施されている。
これから冬に向かって、防寒や冷え対策の意味でも、パジャマインのアイテムとして重宝しそう。
休養時専用リカバリーウエアの「ベネクス」からは、家で過ごす時間を楽しく過ごすための「コンフォートポンチ」グループが発売された(メンズ3型、レディス5型)。
独自開発の特殊繊維「PHT」にポリエステルとコットンを表裏に配置したポンチ素材を使用したもので、滑らかなハリ感があるのが特徴で、外にも着て行けるきちんと感もある。
価格帯はレディスで15,000円~19,000円(税別)。
また、この「PHT」をベースに、伸縮性とソフトな肌当たりを実現させた新カテゴリー、「おやすみインナーウエア」を発表。熟練の下着デザイナーによって開発されたブラジャーとショーツで、女性のからだを優しくつつみ込む安心感のある商品設計となっている。
ブラジャーは、脇布部分の外側が肌側よりも短くした二重構造になっているのが特徴で、その異なる双方の伸縮性によってバストにソフトにフィットするというもの。
サイズは上下ともに、M・L・XLの3サイズ展開で、ブラは脇布効果によってAからDカップまで幅広くカバーするという。ブラジャー5800円、ロングショーツ3800円、ショーツ3500円(いずれも税別)。
特にナイトブラの市場は、このような新規参入も続き、ますます過熱しそうだ。