大城戸織布
まだあやしい
先日の紋紙矯正作業を終えて
稼動させてチェックしてみたところ
折り目のついた上下点辺りはスムーズに回っているが
折り目から折り目まで(20枚分)の途中の動きに未だ怪しさが残っている
4度目の傷心は避けたいので
面倒ではあるが更に手を加える
再びKちゃんの所へ走り
4㎜厚のベニヤ板の端材を使い勝手の良い大きさにカットして貰い
割れない程度の深さの溝を(ピッチに合わせて)加工して貰う
コレにも先般同様の位置決めピン(竹ひご)を立てる
その溝に沿って矯正ラインを入れるが
ヘラを使用して力加減をミスると・・・ベリっ!
破れてしまうので
先が鋭利になっていないモノは無いかと?
そこで以前、Kちゃんから分けて貰ったサッシの端材を
自社で使用する時にカットした端材
所謂、端材の中の端材
今どきの、断捨離断+(プラス)とでもいいましょうか?を
持ちだしてきて
このままでは角で破ってしまうので
丸みをつけてみた~
厚み的にも溝にピッタリだし
ガイド(溝)に沿ってブレずに矯正ラインつけれるし
バッチリである
これで折り目から折り目までの間に2箇所
矯正ラインを入れていく
あ~邪魔くさ~
何でこんな事せなアカンね~んっ!
時代は、DXと共に便利になっていってる筈?
が、それ故に
マジョリティに弾かれたマイノリティ分野から
去って行かざるを得ない状況に追い込まれた結果
今回の国内生産も無くなり海外製のみという事態になっている
躍小機業としては
AXをも活かしDXと如何に共存させていくか
そこんところのバランスが必要になってくるんでしょう
それに必須なのは
先人やら繊人の知恵(ネットワークも含む)と
DX(便利)とAX(手間が掛かる)の掛け合わせなのかと
まっ、無事に稼動し始め
みっしょん・こんぷり~としてしまえば
喉元過ぎればで何ちゃ~事は無い
逆に苦労話が酒のアテになって丁度エエ感じなのである~~