大城戸織布

2021 12 Feb

まだあやしい

先日の紋紙矯正作業を終えて

稼動させてチェックしてみたところ

折り目のついた上下点辺りはスムーズに回っているが

折り目から折り目まで(20枚分)の途中の動きに未だ怪しさが残っている

4度目の傷心は避けたいので

面倒ではあるが更に手を加える

 

再びKちゃんの所へ走り

4㎜厚のベニヤ板の端材を使い勝手の良い大きさにカットして貰い

割れない程度の深さの溝を(ピッチに合わせて)加工して貰う

 

コレにも先般同様の位置決めピン(竹ひご)を立てる

 

その溝に沿って矯正ラインを入れるが

ヘラを使用して力加減をミスると・・・ベリっ!

破れてしまうので

先が鋭利になっていないモノは無いかと?

 

そこで以前、Kちゃんから分けて貰ったサッシの端材を

自社で使用する時にカットした端材

所謂、端材の中の端材

今どきの、断捨離断+(プラス)とでもいいましょうか?を

 

持ちだしてきて

このままでは角で破ってしまうので

 

丸みをつけてみた~

 

厚み的にも溝にピッタリだし

 

ガイド(溝)に沿ってブレずに矯正ラインつけれるし

バッチリである

 

これで折り目から折り目までの間に2箇所

矯正ラインを入れていく

 

あ~邪魔くさ~

何でこんな事せなアカンね~んっ!

 

時代は、DXと共に便利になっていってる筈?

が、それ故に

マジョリティに弾かれたマイノリティ分野から

去って行かざるを得ない状況に追い込まれた結果

今回の国内生産も無くなり海外製のみという事態になっている

 

躍小機業としては

AXをも活かしDXと如何に共存させていくか

そこんところのバランスが必要になってくるんでしょう

 

それに必須なのは

先人やら繊人の知恵(ネットワークも含む)と

DX(便利)とAX(手間が掛かる)の掛け合わせなのかと

 

まっ、無事に稼動し始め

みっしょん・こんぷり~としてしまえば

喉元過ぎればで何ちゃ~事は無い

逆に苦労話が酒のアテになって丁度エエ感じなのである~~