大城戸織布
2020
07
Dec
だんしゃり
モノの断捨離断(再利用・カスタムUP)と
ものの考え方の断捨離はハタヤーにとって
効果を発揮する事しばしば
(よって必須に近かったりもする)
コチラの・・・
刺し子生地
元々(10年程前)は、とあるところからの
道着を創れないか?の問合せから始まった!
元生地との規格が違ってたのでドンズバは無理であったが
それなりに、否それ以上の出来上がりだった為
それなりに価格も上がったり、諸々の事由でお蔵入りした
その後
顧客(オートクチューラー)さんが来訪された時に
「コレ、良い(オモシロイ)ですネ!」から始まり
少々カスタム(柄変更)したりして採用され始めた
当初
道着用で創った旨を伝えたが
問題ないですよ~、道着を創る訳ではないのでネ!
からの~、ワンピースに仕上がり
ソレが評判が良く、追加も定期的に入り出した
この頃から
既成概念やら固定(個人)観念の断捨離は
モノ創りには必須だと気付き始めたのである
その後
003が販促し顧客さんとの遣り取りで更にカスタムされ
房耳残し(製品の一部に使われる)の新技・荒技に進化し
それ用のスタイルチェンジが容易にできるように織機装置もカスタムし
概念断捨離 → 房耳断捨離断 → 布加価値商品
という、新たなリサイクルサイクルの戦略・戦術が布上(=浮上)してきた
ココに至るまで
製織~加工~天日干し~手巻き と何かと負荷(手間)が掛かるが
掛かるがこその付加価値商品になるのだと信じて疑わない!
今は亡き故Tさんとの取組から
この気付きは始まったようなものなので
この商品(生地)を手掛けるたびに感慨深さも一入である。。。