大城戸織布

2021 27 Jan

れっかとむきあう

1995年製造(モデル)となると26年前

シャットル織機だとそれ以前のモノが

未だ現役でバリバリ稼動しているところは多い

 

うちの場合は、レピア×電子JQの組合せ(14年前中古で導入)

その電子JQ(5,300口)、日本で残存してるのはうちの1台だけ!

メーカー曰く世界レベルでも2~3台

海外(大手機業)では、ドンドン更新され新機種になってる・・・らしい

家電ぢゃ~あるまいし、そんなに容易く買換えなんぞ出来んわ~

しかも重量は3.3tもあるので、かなり大掛かりな作業になる

(3.3t≒コンバトラーVの角部分の重さに相当する?)

都度、修理して使い続けていくしかない

 

最近、順調に稼動していたが

 

矢張り・・・

 

経年劣化には・・・

 

逆らえない!

もじり(紋尻)が落ちてしまってキズ発生

やれやれである~

 

ジャガード室に上がり

 

下に潜りこんでの作業開始!

 

特定した針の列をこじ開けて

 

切れた滑車紐を・・・

 

取出して

 

予備と交換

 

ご自慢の白魚フィンガーを突っ込み

滑車に紐を通して、フックに引っ掛ける

 

奥に行けば行くほど難易度が上がる

ほぼ指先の感覚だけに頼る

それなりに慣れてはいるが、やはり厄介だ!

 

希少価値JQと言えば聞こえは良いが

矢張り、最新のコンパクトになった電子JQが欲しい~