アパレルウェブ メゾンニュース

2021 18 Feb

「楽天 ファッション ウィーク東京 2021秋冬」がスケジュールを発表 フィジカルショーが増加

 

 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構は、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」2021秋冬シーズンのスケジュールを発表した。

 2021秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京」は、2021年3月15日(月)から20日(土)の6日間での開催となり、フィジカルショーを行うブランドは昨年10月に開催された先シーズンよりも増え全体の4割近くになる見込みだ。フィジカルショーはヒカリエホールAと表参道ヒルズ・スペースオーの2ヶ所を拠点に開催。ミラノでコレクションを発表してきた「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」やパリメンズでコレクションを発表していた「サルバム(sulvam)」ら凱旋組の他、廣川玉枝が手がける「ソワハ(sowaha )」もフィジカルショーを行う。廣川デザイナーは7年ぶりに東京のファッション ウィークにカムバックすることとなる。

 会期中には、国が推進する「日本博」の一環として、文化庁及び独立行政法人日本芸術文化振興会と共に国立新美術館及び島根県立石見美術館で行われる展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」と連動した、イベントも開催する。

■「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」と「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の2021秋冬ランウェイショー


 山縣良和(writtenafterwards)によるインスタレーションと「フミト ガンリュウ」の2021秋冬ランウェイショー。様々な角度から見ることができるオンライン配信やスペシャルゲストも登場する予定だ。

日時:2021年3月16日(火) スタート19:00
ショークリエイティブ・ディレクション:Seiya Nakamura 2.24 INC
 

 

■「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」、me school ARE 3.0 ショー
日時:2021年3月15日(月)
「ケイスケヨシダ」 スタート12:30
Me school ARE 3.0 スタート19:30
 

 

■渋谷パルコカルチャー展


「ストリートファッション1980-2020 AR展」by “ACROSS” PARCO
 「ACROSS」編集室が「定点観測」で撮影してきたストリートスナップの数々を、スマートフォンのAR機能を活用して、各時代のファッションに身を包んだ若者たちが、あたかもその場に居るかのように展示をする。ファッションとカルチャーのシンクタンク「ACROSS」編集部が、渋谷、原宿、新宿の路上に立ったのは1980年8月9日のこと。以来、毎月第1土曜日に3地点同時に、チームでそれぞれの街やひと、ファッションなどを観察し、通行人数や流行事象を測定し、ていねいにインタビューする「定点観測」を継続して今年で40年目となる。本展示は東京のファッションの変遷を、ARというテクノロジーを活用して“今の東京”を渋谷PARCOの中に表現し、過去と今の東京を対比しながら体感することができる。
※感染症拡大予防の観点から、来場者はスマートフォンに専用アプリをダウンロードして観覧する形式をとる

期間:2021年3月15日(月)〜21日(日)
場所:渋谷PARCO 立体街路 4階広場(屋外)
料金:無料
 

 

※画像はイメージ

AREA 3.0
 「若手デザイナーの発掘と支援」を目的とする新インキュベーションプロジェクトを継続実施してきた「渋谷PARCO」を舞台に、既存のファッションシステムを覆し、自由なクリエーションを追求するための学びの場「me」修了生メンバーによるインキュベーション展を開催。新時代を生きるためのクリエーションと、これからのファッションの在り方を若手クリエーターたちが作品を通し、メッセージとして提案する。作品やポートフォリオの展示のほか、実際に購入できるピースも販売予定だ。

期間:2021年3月16日(火)〜21日(日)
場所:渋谷PARCO 3階/4階 特設会場
料金:観覧無料/一部販売商品あり
参加ブランド:SHO MURATA、TAKENOSHIN、syokanyururito、EMAЯY、XINYUE XU、SAYAKAASANO、o.watery、entity fields、aki masuda、NIJIKA TAMURA、Marie Inada
 

 

■SHIBUYA TSUTAYAカルチャー展”neo90s”
 令和2年度日本博主催・共催型プロジェクトである本展示は、「なつかしさと新しさを、渋谷から発信する“neo90s”」をコンセプトに掲げる。ただ昔をなつかしむだけの懐古主義ではなく、映画や音楽、本などSHIBUYA TSUTAYAが大切にするカルチャーにファッションを加えて、渋谷から現在進行形で進化し続ける“neo90s”をポップアップとしてフロアから提案する。

 20歳以下の若者にとっては新たな刺激となり、30歳以上の大人にはどこかなつかしさを与える90sカルチャーは、いつの時代も渋谷の街から発信されている。そんな渋谷の中心にあるSHIBUYA TSUTAYAには、当時のムードを感じることができる名作映画から、サブスクでは聴くことのできない音源(CD)、6万冊にも及ぶ貴重なアーカイブブックがあり、過去と現在の90sを繋ぐコンテンツを網羅している。

1. “neo90s” special live
 90s カルチャーから影響を受け、今の若い年代からも絶大な支持を集める10代のアイコンとなるスペシャルアーティストをブッキングし、リアル90sを彷彿とさせるカルチャーに囲まれた“架空の90年代のTSUATYAを作り、その中でLIVEを行い撮影をする。撮影した動画を“neo90s”売場で放映し、そのアーティストが影響を受けた90sの音楽・映画・書籍をセレクトし、コメント付きで販売する。アーティストのルーツ、バックボーンを掘り下げることによって、neo90sを考察できるという。

2. “neo90s” real style
 90sからの影響を受けたブランドを手掛ける若手クリエイターや、90sをメインで取り扱う古着ショップの店員などが自由に「90sファッション」のコーディネイトを行い、SHIBUYA TSUTAYA館内で撮影したスナップを売場壁面にパネル掲示する。

3. “neo90s” legend
 90s以降、現在も支持されている老舗ブランドとSHELF67 WIRED TOKYO 1999 がコラボレーションした限定Tシャツを制作し、ポップアップストアを開催する。

4. “neo90s” inspire
 90sからの影響を色濃く感じさせる若手デザイナー、若手ブランドを誘致してポップアップストアを開催する。また各ブランドのデザイナーやディレクターが影響を受けた 90sの音楽・映画・書籍をセレクトし、コメント付きで販売する。

※アーティストやブランドについての詳細は、今後随時発表される予定

「楽天 ファッション ウィーク東京」公式サイト