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「ボッテガ・ヴェネタ」が2022スプリングコレクション「サロン 03 デトロイト」を発表
「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、2021年10月22日(金)に米ミシガン州、デトロイトにて、2022スプリングコレクション「サロン 03 デトロイト(Salon 03 Detroit)」のショーを開催した。これは2020年10月にロンドンで、2021年4月にベルリンで行われた発表に続く第三弾となる。
各シーズン世界を巡回する形をとっている同コレクションは今回、発表の場としてデトロイトを選び、1926年に建設されたミシガンシアターを舞台にショーが行われた。これはダニエル・リーが6年前にこの地を訪れたことに端を発し、テクノやモータウンサウンドを生み、自動車産業やアメリカの近代建築運動を率先してきたこの街が持つ創造性に注目したことから。コレクションではこの街が持つエンジニアリングや革命的なイメージ、そしてそれが生む機能性を生かし、アメリカンスポーツウェアとワークウェアをコンテンポラリーなデイリーウェアに昇華している。
全体的にソフト、かつビッグボリュームを強調したシルエットで、メタルワイヤーによって様々に形が変わるような動きのあるアイテムが多い。デニムやレザーのセットアップ、またはパーカなどのスポーティなアイテムがこの構築的なディテールにより、コンテンポラリーなイメージに。
一方ジャケットやスラックスなどクラシックなテーラリングはニットなどソフトなファブリックで再構築した。そしてバイオベースの素材から作られたラバービーズやスパンコールなどの光る生地を使用したミニドレスなどはフューチャリスティックなイメージを醸し出す。ドレスはカットワークが施されていたり裾がカットされていたり、またはワンショルダーやベアトップなど、センシュアルなテイストもプレスされる。
バッグはインダストリアルなイメージの金属のディテールが施されたカセットバッグや、それと対照的なソフトなバッグが。シューズはスポンジ生地のスリングバックサンダルやニットスニーカーが登場した。